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クリーニング出来る布団と出来ない布団の違い

クリーニング出来る布団と出来ない布団の違い

布団の中にはクリーニングが可能なものと不可能な物の二種類がありますが、その違いは素材の違いによって生じるものとなっています。
一般的に使用される羽毛や羊毛、綿、ポリエステルといった素材を使った布団に関しては問題なくクリーニングを行うことが出来るのですが、逆にクリーニングが出来ないものとしてはシルクやムートン、ノンキルト羽毛布団といったものが挙げられます。
シルクは洗うと縮んでしまう非常に繊細な素材であるために専門の技術が無くては対処が出来ない素材であり、ムートンは一度縫い目を解いて中身を取り出して別々に洗わなくてはならないため、専門業者以外は基本的に請け負っていないと思うべきです。
ノンキルト羽毛布団というのはあまり聞きなれないでしょうが、これは言ってしまえば縫い目がない羽毛布団のこととなっています。
このタイプは接着剤が縫い目の代わりになっているため、クリーニングをすると接着剤がはがれてボロボロになってしまうのです。
ただ業者によっては一般的には取り扱っていない素材にも対応しているところもあるため、もし自分の布団をリフレッシュしたい場合には専門業者に相談してみると良いでしょう。

コインランドリーで布団をクリーニング

布団のような大きな製品は以前ならクリーニングに出すものでしたが、最近はコインランドリーの機能も充実してきており、問題なく洗い上げることができるようになっているのです。
またクリーニングに出すよりもいくつかの点でメリットもあり、選ぶ方が増えているのです。
まずどのような大きさの布団まで洗えるかということに関しては、通常の家庭にあるものならすべて、ということができ、掛布団はもちろん敷布団も可能となっています。
ですのでその点での心配はありません。
さらにクリーニングに出すよりも料金が安いということもあり、これは家族が多い家庭では大変ありがたいことです。
さらに洗いから乾燥まで数時間で完了しますから、時間がとても短くすむのです。
ただし注意点もあり、布団に付いている表示やコインランドリーの説明はきちんと読んでおく必要があります。
基本的には真綿製品は水を使えないことからコインランドリーでは洗えないことがほとんどですし、キルティングされていない製品では中で偏りが生じてしまいます。
不安な方の場合、高級品や購入したばかりのものは避けて、まずは使い込んでいる布団で試してみてからの方が無難と言えます。