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クリーニング後の保管の適正温度とは?

クリーニング後の保管の適正温度とは?

忙しい人が利用すると便利な宅配クリーニングのサービス。中には、衣類や洋服を洗濯した後に、そのまま長期間保管してくれるところもあります。
しかし、衣類を長い間保管していると心配になってくるのが、色あせやシミ、カビなどです。
タンスや押入の中にしまっている衣類に、知らない間にカビが生えていて困った、という経験がある方もいるのではないでしょうか。
宅配クリーニングのサービスでは、ほとんどの場合温度や湿度などを適性に保った環境で、衣類をキープしておいてくれます。
カビは高温多湿な環境を好むため、一般的に温度15℃以上、湿度70%以上になると発生してくると言われています。
そのため、衣類を長期間保管しておく場合は、だいたい温度20℃以下、湿度60%くらいにするのが良いのです。
宅配クリーニングでは、こういった適正温度・湿度で衣類をしっかりと預かってくれるため、衣類のカビだけでなく、色移りや変色・しわなども防いでくれるのです。

クリーニングの保管期限を過ぎてしまったらどうなる?

クリーニングに出した衣類を取りに行くのを忘れて、数週間後に思い出して慌てて取りに行ったという経験はないでしょうか。
このような時、クリーニング店側で衣類をどのくらい保管してくれるのか、保管期限を過ぎたら品物はどうなるのか、という点は気になるかと思います。
クリーニングの保管期限は店舗によっても違いがありますが、おおむね数か月~1年程度が多いようです。一定期間を過ぎると保管料を別途請求される店舗もいくつかあります。
そして保管期限を過ぎてしまった品物に関しては、店舗側が負っているその品物に対する賠償責任がなくなるので、品物にカビなどの損傷ができていたとしても弁償などの責任は問えなくなります。場合によっては、所有権を放棄したとみなされ、処分されてしまうこともあります。
法律上は所有権には時効がないので勝手に処分されたら訴えることが出来そうですが、店舗側も余計な手間やコストがかかったり、保管スペースが占有されるなどの損害を受けているので、逆に訴えられる可能性もないではありません。